着床前診断はじめます。

43歳妊活日記。神戸ARTレディスクリニックに通院をしていました。地元のクリニックに転院し治療継続中です。

妊娠12週の壁

妊娠すると、食べていいものと食べてはいけないものというのがとても気になります。

私は初めて妊娠した時に、あまりに神経質になりすぎて疲れてしまっていたので、今回は先生に聞いてみました。

先生が食べることを控えてほしいと仰ったのが、

※生もの・・・お寿司、生ハム、チーズ等

生ものは細菌がついているので、お腹の子が感染症になる可能性があるということで気をつけるようにと言われました。

また、他に自身で気をつけていたのが、

※シナモン・・子宮を収縮させる恐れがあるとのことで、海外では妊婦は控えるようにと言われていると友人に聞きました。

この2つとカフェインの3つは特に気をつけていました。

大切なのはバランスよく食べることだそうです。

妊娠すると食の好みが変わります。無性に食べたくなるもの、それはお腹の子が食べたいものだと先生が仰っていました。だから食べたいものを食べていいんだけど、食べ過ぎないようにねと言われました。

妊娠12週の壁

そして、新型出生前診断が陰性とわかった次の診察がちょうど妊娠12週でした。

妊娠12週以降は流産の確立がぐっと低くなると言われていたので、流産を2回経験している私にとってこの12週というのはとても大きなハードルでした。 妊娠3ヵ月に入った時から、先生からも12週が一つの区切りだからね。と言われていました。

 検査で陰性とわかっても流産を経験していると、それがトラウマになり不安なことをたくさん考えてしまいます。そんな時、辛い悪阻があることが一つの安心材料となっていました。

そして12週の検診のため病院に行きました。電車に乗っている間も「大丈夫。大丈夫。」と自分に言い聞かせて病院に向かいました。

病院に着き、いつものように血圧と体重を図ったところ、血圧が130を超えてしまい看護婦さんから「もう一度計ってください。」と言われてしまうくらい緊張していました。

名前が呼ばれ診察室に入ると先生が笑顔で待っていてくれました。先生は私の顔を見るなり「緊張してる?」っと聞かれたので「ものすごい緊張しています。」と素直に話しました。するとなんだから少し緊張が解けました。

 

診察台に上がり赤ちゃんの様子を確認されていた時、「元気でいますように。」と心の中で何度も唱えていました。

すると、「ドクッドクッドクッ。」と元気な心音が聞こえてきて「ベビー元気だね。」と先生に言われた時、涙が溢れてしまいました。

私にとって12週というのは、それくらい高い壁でした。

 

そして先生から初めて「よくがんばったね。」と言われました。

母子手帳の交付

12週が過ぎて先生から母子手帳をもらってくるようにと言われました。3度目の妊娠にして初めての母子手帳です。嬉しかったです。

13週目からは自分の体重と血圧と合わせて、お腹の子の成長を記載してくれました。エコーで元気に動く我が子を見て本当にうれしくて、幸せを感じていました。

先生から「ベビー元気だから来週から2週間おきの診察にしましょう。次は15週にきてくださいね。」と言われました。

妊娠15週

15週が過ぎれば、やっと妊娠5か月の安定期に入ります。

毎日お腹の子に話しかけ、自分にも「あと少し、あと少し」と言い聞かせていました。その間特に身体に何の変化もなく、5か月が近づき悪阻が軽くなってきていました。

そして、15週目の検診の日。いつもと変わらず体重と血圧を計って、自分の順番を待っていました。名前が呼ばれ診察室に入りました。

「さぁ、ベビーどれくらい大きくなっているかな。」という先生の声で安心しきっていた私。先生がいつものようにエコーでお腹の子の様子を確認し始めました。

 

・・・・・。

 

・・・・・。

 

いつもあんなに大きく大きく聞こえていた心音が聞こえませんでした。

 

 

 

 

 

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