着床前診断はじめます。

43歳妊活日記。神戸ARTレディスクリニックに通院をしていました。地元のクリニックに転院し治療継続中です。

特定不妊治療費助成金の申請をしてみた

先日、ずっと気になっていた特定不妊治療費助成金の申請をしました。まだ申請したことない方やよくわからない方のために自分の経験を書き留めておこうと思います。

 

不妊治療費の助成金というのは、医療保険が適用されない治療費の一部を国の定めに基づいて国や都道府県等が助成してくれる制度です。簡単に言うと、治療で病院に支払ったお金の一部を国や自治体からもらえるんです。

これは絶対やるべきです!! だって治療費は高額ですからね。

 

じゃ、まず何をしたらいいのというところです。助成金の制度があるというのはわかっていましたが、何から始めたらいいのか、どのタイミングで申請したらいいのかわかりませんでした。

自分の住んでいる役所のHPを見ると、「特定不妊治療費助成金」「不妊検査等医療費助成金」のことが書いてあり、さらに複数の区市町村はさらに特定不妊治療の助成金が受けられると書いてありました。結構長々と書いてありますが、私は「じゃ何から始めたらいいのだろう・・・(;^ω^)」とわからなかった。

なので、役所の管轄部署に電話をして何からしたらいいのか聞いてみました。そしたら、まず助成金の申請書が必要と教えていただきました。

特定不妊治療助成金の要件とは

1.「特定不妊治療費助成金の申請書」を手に入れる

まず、申請書を手に入れるところから始まります。申請書は、役所に行けば頂くことができますし、例えば雪深いところだったり役所まで遠い方は、おそらく役所が郵送してくれます。私は役所まで自転車で10分位のところに住んでいますが、電話でお願いしたら郵送していただけました。

数日後、「特定不妊治療費助成金申請書」と「不妊検査等医療費助成申請書」の2種類の申請書が届きました。 中を見てみると、対象(要件)や助成上限回数等がわかりやすく書いてありました。※私は不妊検査等医療費助成申請書は40歳未満だったので対象外でした。39歳以下の方は該当しますのでこちらも併せて確認してみてくださいね。

 

申請をするにあたり、自分が特定不妊治療費助成金の対象なのかを知る必要があります。

①年齢:特定不妊治療費助成金の申請は42歳まで

神戸ARTレディスクリニックを例にとると、着床前診断の採卵周期のD3で42歳であれば助成の対象です。その採卵周期の途中で誕生日がきて43歳になっても助成の対象になります。残念ながら、43歳以上の方は助成が受けられません。ただし、これとは別に年制限をしていない自治体の助成制度もあるので、自分が住んでいる地区の助成制度を確認してみてくださいね。

②所得額:都道府県によって異なります

今後申請する場合は、平成31年度(2019年度)の所得税が対象となります。夫婦合算で730万円未満の地区が多いようですが、東京都は905万円未満に変更になっています。この規定についても、自分が住んでいる地区のHP等で最新情報を確認してみてください。

また、所得税の計算方法は、源泉徴収票の場合、

夫婦給与所得控除後の金額16万円(一人あたり8万円一律の金額が対象となります。詳しくは、申請書で確認をしてみてください。

上記①②がクリアされていたら、助成金はほぼ申請できます。(あと婚姻の場合の条件や事実婚の場合の条件があります。)

 

『指定医療機関で特定不妊治療を受けたこと』という条件がありますが、神戸ARTレディスクリニックは指定医療機関なのでOKです。住まいが兵庫県でなく、北海道でも鹿児島でもどこでもOKです。私は兵庫県民ではありませんが申請できました。

 

助成金の申請ができる上限回数です。年齢によって異なります。

・妻の年齢が39歳までに通算1回目の助成を受けた方:通算6回まで

・妻の年齢が40歳から42歳までに通算1回目の助成を受けた方:通算3回まで

初めての治療がD3で39歳だった場合は6回までOK。初めての治療がD3で40歳~42歳だった場合は3回まで申請ができます。私は、42歳で初めて治療をしたので3回まで申請ができました。なお、治療一回のカウント方法は、D3から採卵にかかった費用までです。着床前診断の費用は助成対象外になります。

 

申請までの実務の流れ【必要書類】

1)特定不妊治療助成事業受診等証明書の依頼

時間がかかるので先にやっておくべきことは、病院で記入いただく「特定不妊治療助成証明書」です。病院の受付でお願いしてから一週間程度はかかるので、私は3回分まとめてお願いししました。

1回の治療につき一枚必要なので、私の場合は用紙が三枚必要になります。用紙はコピーでOKです。受付に依頼する時、付箋に証明書を書いてほしい期間と合計金額をそれぞれの用紙に貼付して依頼しました。私はD3の時に受付に提出して、その採卵周期期間中に証明書をいただくことができました。

2)特定不妊治療費助成申請書

これは自分で記入する申請書です。1回の治療につき一枚必要です。口座番号が記載された通帳のコピーをつけます。

3)住民票※初回のみ

4)戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)※初回のみ

5)申請者と配偶者それぞれの所得関係証明書※コピー可

6)領収書のコピー

神戸ARTレディスクリニックは領収書と明細をお会計の際にもらいます。コピーは期間ごとに、領収書と明細の両方をすべてコピーします。

 

余談ですが、コピー量が結構な枚数になるので、100円均一のダイソーがコピー1枚5円なのでおすすめです。

 

助成額の上限については、治療ステージによって異なります。病院で記載いただく証明書に治療ステージが書いてあります。初めての申請に限り30万円を上限に申請できます。(治療ステージC・Fを除く。)

治療合計金額が30万円以上の場合になるので、初回の申請は合計金額が30万円超えている期間のがよろしいかと思います。

申請期限は、1回の治療が終了した日の年度末(3月31日消印有効)となります。採卵が終了し領収書をいただいたら申請はできますので、早めにされるのをおすすめします^^

 助成金が実際に振り込まれるのに2~3ヵ月かかるようなので、実際に振り込まれましたら、またこのブログで書きたいと思います。

 

 

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