予定通りリセットしたので、D3で神戸に向かいました。
クロミッド1錠/日と、ベザトール朝晩2錠/日で採卵周期に入りました。
採卵周期の状況
今週期の検診の状況です。
D9 HMG150(フジ)
D10 E2:236.7 Lh:11.23 卵胞17.4 ゴナールF ガニレスト
今回はいつもより少し早いスピードで成長しているようです。D10でガニレストとなりました。卵胞は1個になります。
D11 E2:259.60 LH:4.13 卵胞20.1 ゴナールF ガニレスト
卵胞が20mmを超えました。
「明日には決まると思うで。」と先生から言われました。採卵が早く決まるのは、早く家に帰れるのでとてもうれしいのですが・・・。今回ばかりはちょっと違いました。
初めての精子凍結
ちょうど採卵予定の日に、夫の海外出張とあたってしまいました。夫から前から言われていたので日程が重ならなければいいなと思っていたのですが、今回は運悪く重なってしまいました。
どうしようかと悩んでいたのですが、今まで考えたことがなかった『精子凍結』を申請することに決めました。
精子凍結の基準
日にちも無かったため、受付で精子凍結をしたい旨を伝えたところ、いくつかの説明を受けました。
まず、精子凍結には下記2点の基準を満たす必要があるようです。
1.基準
・運動精子濃度が1.0×10^6以上
・精液量0.4ml以上
2、採卵当日に凍結精子を希望される場合は、採卵決定日の前日まで
私の場合、精子の基準は問題ありませんでしたが、日程的にはギリギリでした。
上記の条件が問題なければ日時の予約を入れます。
精液の提出方法
精液は、『院内採精』と『持ち込み』の2パターンがあります。
持ち込みの場合、採精後3時間以内に受付に提出する必要があります。
また、精液の移送方法は、移送時の温度の基準があるようです。季節によって異なるようなので受付で確認されるとよろしいかと思います。私は夏場だったので問題なかったのですが、特に冬場は移送方法の確認をおすすめします。
その他の注意点
私が受付で何度も言われたことや、当日見落としそうになった点を書きますね。
1.ご主人様の免許証
持ち込みの場合は、『ご主人様の免許証』が必要になります。凍結時に該当男性の身分証明書が必要だそうです。よく忘れる方がいるようなので、これは要注意です。受付でも何度も何度も言われました。忘れると提出が出来ないとのことです。
2、持ち込みの場合のバーコード
持ち込みの際に、容器と一緒に小さなバーコードシールが入っているのですが、これが小さいので見落としがちになります。神戸ARTレディスクリニックはすべてバーコード管理となっているため、これが無いと大変なことになります。忘れずに容器に貼るようにしてくださいね。私は出るギリギリでシールが落ちてるのを気づき慌てて貼りました。
精子凍結費用
費用は32,400円(税込み)でした。
なお、保存更新料は20,000円でした。期間は一年間です。
詳しくは、受付で説明してくださいます。また、「配偶子(卵子・精子)・胚の凍結保存と融解配偶子・胚を用いた胚移植についての説明書」などをいただけるので、特に困ったことはありませんでした。
精液検査の結果
後日、診察の際に先生から直接説明があるそうです。私は日程的にギリギリだったので、採卵後の検診で結果説明を受けました。
1)精子濃度
2)運動精子濃度/ml
3)運動率
4)速さ
5)精液量
6)凍結本数
上記の6項目について記載がありました。結果は全く問題なし。
凍結すると運動率が50%~80%程度低下するそうなので、不安もありますが、今回はこれで行こうと思います。
今後、精子凍結を検討されている方がいましたら、参考にしていただけたらと思います。